ボタニカルダイ
ボタニカルダイとは、植物の花びらから葉、茎、根まで、すべての部位から色素を抽出して染料にし、人にも環境にも安全とされるごくわずかな量の化学染料を加えることで、植物本来の奥行きある色あいを持ちながらも、鮮やかな発色を実現させた、特殊な染色方法です。危険とされる薬剤や媒染剤は使わず、化学染料とアミノ酸に置き換えることで、色落ちや色褪せを抑え、耐久性のある染色製品へと仕上げます。
この技術をもとに、安価で生産できる海外の工場ではなく、国内の工場と提携して量産することで、日本のすぐれた技術を持つ工場を下支えする活動にもつなげています。